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「Winnyを使うのはそろそろやめようかな。
でもそうすると、いろいろとお金がかかるようになるのがねぇ。
どうしようかな」

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Winnyでダウンロードしたファイルの中には、ときどき、うまく開けないものがあります。
そういったものにあたったら、偽装してあることを疑ってみましょう。
（もちろん、そのファイルが破損していないという前提で）

偽装というのは、たとえば、ZIP圧縮されたファイルの拡張子を「.zip」から「.wav」に変えるようなことをいいます。
（もっと複雑な偽装方法もありますが、Winnyでは見かけないのでふれません）
拡張子が「.wav」なら、パソコンは音楽ファイルのつもりで開こうとしますから、次のような警告が表示されるでしょう。

この場合、拡張子を元に戻すだけできちんと開けるようになります。
が、元の拡張子がなんだかわからないと、対処できません。

では、元の（本来の）拡張子はどうやったらわかるのか。
詳しい人なら、バイナリ（ヘキサ）エディタで調べるという手もありますが、一般人はソフトに頼りましょう。
ここで、一般的には「極窓」を勧めるところですが、拡張子の判別と変換しかやらないのなら、同じ作者による「WinExChange」のほうが簡単でいいです。

作者のサイトにいって、ちょっとページをスクロールすると、表の3番目に「WinExChange」があります。
「NEW」マークの付いているほう（記事作成時点ではv6.06）をクリックしてソフトをダウンロードして下さい。
ダウンロード後は、とりあえずウィルスチェックしておきましょう（基本です）。

ダウンロードしたファイルは自己解凍形式になっているので、クリックすればフォルダ付きで解凍されます。
できたフォルダごと適当な場所（普段ソフトをインストールしているフォルダの中など）に移動すればインストールは完了です。

あとは、「送る」メニューに登録しておくといいでしょう。
「WinExChange.exe」ファイルのショートカットを作って、「C:\Documents and Settings\○○（利用中のアカウントネーム）\SendTo」フォルダに入れておきます。
（注意　「SendTo」フォルダは隠しフォルダです）

では、先ほどでてきた、拡張子を「.zip」から「.wav」に変えたファイルで試してみましょうか。
まず、ファイルを右クリックします。

メニューの[送る]-[WinExChange]をクリックして下さい。
初回起動時には次のような表示が出ます。

大きな声では言えませんが、ここでは必ず[キャンセル]ボタンをクリックして下さい。
間違うと、いろいろ苦労しますよ、きっと。

ついでに、設定もやっておきましょう。
メニューバーの[ツール]-[オプション]をクリックします。

ここで[判別レベル]欄のスライダを一番右に、あとは全てチェックを入れた状態で[OK]ボタンをクリックします。
WinExChangeのメイン画面になりますから、内容を確認しましょう。

[ファイルパス]の下の欄に、今選択したファイルの名前が入っていますね。
そして、[判別変換]欄には、本来の拡張子（この場合は「.zip」）が表示されています。
（判別に時間がかかることもあります。終わるまで待ちましょう）

この状態で、下の[変換]ボタンをクリックすれば、拡張子が変換されて、まともに扱えるファイルになります。
終わったら、[閉じる]ボタンをクリックして終了します。

まれに複数の拡張子が選択できることがあります。
とりあえず変換してみて、うまくいかなかったら、プルダウンメニューから別の拡張子を選んでやり直して下さい。

さて、これで偽装ファイルにあたってもちゃんと対処できるようになりました……よね？
何か問題があったら、コメント欄にでもどうぞ

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