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「Winnyを使うのはそろそろやめようかな。
でもそうすると、いろいろとお金がかかるようになるのがねぇ。
どうしようかな」

と思っていて、「外に働きに行くのはイヤ」という人は、
こちらのページもご覧ください。

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アプリのダウンロード

アプリ、つまりアプリケーションソフト（以後、単に「ソフト」といいます）は、多くの種類がWinnyネットワーク上で見つかります。
まあ、10万円以上するような高額のソフトをただで入手できるなら、それは飛びつきますよね。

でも、手を出すのは待って下さい。
それが市販されているソフトなら、まず確実にアウトです。
持っていれば、刑事責任を追求されたり損害賠償を請求されることになるでしょう。

フリーソフトでも、安心はできません。
作者が自由な配布を許可していない限り、やはり著作権法に触れますから。
損害賠償を請求される可能性は少ないですが、刑事罰を受ける可能性は残ります。

権利に関することは、たいていreadmeファイルなどに書いてありますから、内容をよく読んで判断してください。
何も書いていなければ、許可されていないと思って間違いありません。
すぐにキャッシュを削除しましょう。

問題のないファイルだった場合でも、利用は慎重に。
できれば、複数のサイトでネットワークを通したウィルスチェックを行いましょう。

というのも、ソフトというのは、ほとんどが実行ファイル（拡張子が「.exe」のファイル）になってますよね。
これ、ウィルスを仕込むにはもってこいなんですよ。
実行（クリック）してしまえば、アンチウィルスソフトも役に立ちません。

昔は、たくさんのソフトを集めて「全部で100万円くらいするんだぜ」などと自慢している人もいましたが、今はどうなんでしょうか。
そもそも、ソフトはコレクションして楽しむようなものではありません。
使ってこそ、です。
パソコンでできる多くのことは、インターネットで入手できるフリーソフトを使ってもなんとかなります。
市販ソフトをコレクションするような、危ない橋を渡ることはやめておきましょう。

どうしても市販のソフトが必要なら、お金を払って買ったほうが簡単で安全です。
サポートも受けられますから。
1～2日バイトすれば、一般的なソフトは買えますよ。

ゲームソフトのダウンロード

Winnyネットワーク上では、家庭用ゲーム機やパソコン用のゲームソフトも、いろいろ見つけることができます。

Winny利用者で最初に逮捕された2人のうち、1人はゲームソフトを流していました。
そのためか、「ゲームはヤバイ！」とばかりに、逮捕直後にかなりのファイル（キャッシュ）が削除されましたが、しばらくしてからはそれなりにアップロードされているようです。

もちろん、市販のゲームソフトは自由な配布を許可していませんので、違法ということになります。
大手メーカーの監視が厳しいとのうわさも聞きますし、手を出さない方がいいでしょう。

特にパソコン用のゲームソフトは、アプリケーションソフトと同じようにウィルスを仕込みやすいので危険です。
「山田オルタナティブ」（感染するとハードディスクの全内容をインターネット上に公開したりする）というとんでもないウィルスも、最初はパソコン用のゲームソフトに仕込まれていたという話ですからね。

ちなみに、このウィルスは、Winnyを使っていなくても（メールなどから）感染することがあります。
ご注意を。

合法的なのは、個人が作って流しているものくらいじゃないかと。
それなら、インターネット上から入手した方が安全だし（ダウンロード速度も）速いです。
「ゲーム　フリー」などで検索すれば、たくさん見つかります。
市販のソフト並みに本格的なものも、けっこうあるようです。

ゲームの雰囲気だけなら、メーカーが体験版を用意していることがあるので、そういったもので知ることができます。
雑誌の付録に収録されることも多いので、さがすのが面倒なら利用しましょう。

まあ、どうしてもやりたいものがあるなら、買うのがいちばんですね。
終わってから売れば、トータルでの出費はそれなりですみますから。

音楽ファイルのダウンロード

音楽ファイル、特にMP3で圧縮されたファイルは、いろんなジャンルのものが流れています。
最新の曲がアップされるのも速いみたいですね。
もちろん、その音質にはあまり期待できませんが。

まあ、「MP3・固定ビットレート128kbps」で音質がいいはずもないんですが。
そのあたりにこだわりのある人は、可逆圧縮を使っているので、そうしたものを入手できれば、音質にも満足できるでしょう。

とはいえ、ダウンロードできる曲のほとんどは著作権者の許可を得ずにアップロードされたものなので、違法ということになります。
宣伝のためにアーティスト自ら流すケースもあるので、全部が全部違法ということではありませんが。
一般に有料のものなら、違法と判断して間違いないでしょう。

やっぱり、音楽を入手するなら、CDを購入する（もしくは借りる）のがいちばんです。
音質もいいし、再利用もしやすいですから。

手軽さ優先なら、インターネットでの有料ダウンロードサービスも使えます。
iTunes StoreやOnGenなどたくさんありますから、好みのサイトをさがしましょう。
その際は、（ファイル自体やライセンスの）バックアップに関することをきちんと調べておくことをおすすめします。
トラブルで再購入するはめにはなりたくないでしょう？

音楽の趣味が外国のもの中心なら、海外のダウンロードサービスも選択肢に入れてください。
特に、ロシアのAllofMP3.com。
シングル1曲平均US0.1ドル（約10円）、アルバム1枚平均US1.5ドルと、驚異的な安さです。
しかも、ファイルの形式をMP3、WMA、OGG、AACなどから選べますし。
ただ、アメリカなんかからサービスの中止を要求されているので、いつまで続けられるのか……。
なお、購入にはクレジットカードが必要なようです。

ところで、試聴用の短いものとかは別として、インターネット上で無料で曲がダウンロードできるようになっているサイトは、ほとんど違法に運営されていると思って間違いないです。
もちろん、利用するだけで捕まったりはしませんが。
その手のサイトは、たいていすぐに通報されて消えてしまいますから、あてにはできないでしょう。

「どうしても無料で」という場合、曲の状態にこだわらないのなら、インターネットラジオから録音するという手があります。
興味があるならチャレンジしてみて下さい。
「インターネットラジオ　録音」などで検索すれば、参考になるサイトが見つかります。

ざっと調べたなかでは、なっちゃんのLet's Digitalというサイトが見やすかったです。
サイト右側のメニュー「フリーソフト（音楽）」の中の「インターネットラジオを録音する」をクリックしてください。

結論

音楽の一部（1番だけとか）で満足でき、音質も問わないのなら、ラジオやテレビをうまく利用しましょう。
曲全体を合法的に入手したい人は、ちゃんとお金をはらいましょうね。

動画のダウンロード

映画、テレビドラマ、アニメ、PV（プロモーションビデオ）、DVDビデオなど……。
動画にもいろいろありますが、みんなWinnyで入手することができます。

もっとも、そのほとんどが違法にアップロードされたものですから、ダウンロードするのは危険です。
逮捕された人もいますしね。

安全第一でいくなら、インターネット上の動画共有サイトを利用しましょう。
Winnyと違って、ダウンロードするだけなら合法ですから。
「YouTube」を筆頭に、いろいろあります。
頑張ってさがしてみて下さい。

無料で利用できる動画配信サイトもいいですね。
「GyaO」とか「Yahoo!動画」とか。

テレビで放送されるものは自分で録画し、映画などはDVDを購入しましょう。
1回見るだけならレンタルも視野に入れて。
動画は見るのに時間がかかりますから、料金の負担はそんなに大きくはならないと思います。
コレクションを始めたら、際限なく出費が増えそうですが。

「お金は欲しいけど、家からは出たくない」って人でも、今は自宅で収入を得られる時代です。
こういうのを利用すれば、特に。

ところで、Winnyネットワークやインターネットで配布されている動画ファイルの多くは、MPEG-4系のコーデック（DivXなど）で圧縮されています。
そのため、Windows Media Playerでは再生できないことがあります。
そんなときは、ffdshowをインストールしてください。
様々な形式のファイルが再生できるようになります。

ただ、ffdshowの公式版は2002年以降でていないので、（いろんな人が作っている）非公式版のなかから選ぶ必要があります。
しかも、それぞれに使っているパソコンやOSなどとの相性があるので、誰にでもすすめられるものがないんですよ。
ということで、とりあえず利用者の多いCow&Scorpionというサイトを紹介しておきます。

[DOWNLOAD]ボタンをクリックして移動したページに8つのリンクがありますから、適当に選んでダウンロードして下さい。
無難なのは、上から1番目か5番目です。

ffdshowの欠点は、設定がちょっとわかりにくいことでしょうか。
面倒を避けたいのなら、コーデックを必要としない再生ソフトを使う手もあります。
いくつかありますが、GOM Playerが簡単でいいでしょう。
詳しい解説がサイトに載っているので、動画初心者にもおすすめです。
（もちろんベテランが使ってもいいです）

あとは、「Adobe Flash Player」「RealPlayer」「QuickTime」をインストールしておけば、再生不能な動画にあたることはまずなくなると思います。

以下に、それぞれのダウンロード先を載せておきます。
これからいろんな動画を見る（予定の）人には、持っていないものをインストールしておくことをおすすめします。

• Adobe Flash Player
  （Internet Explorer用とその他のブラウザ用があるので、利用するブラウザでアクセスして下さい）
• RealPlayer
  （右の「無償版RealPlayerのダウンロード」をクリックして下さい）
• QuickTime
  （iTunesも必要なら上、単体なら下を選択して下さい）

注　コーデック

コーデック（CODEC、COmpression／DECompressionの略）にはいくつかの意味がありますが、動画に関連して使われるときは、データの圧縮と伸長（展開とも言う。元に戻すこと）を行なうためのプログラムのことを指します。

動画はデータ量が多くなるので、通常、必ずと言っていいほど圧縮されます。
圧縮のときに使われたコーデックがWindowsに組み込まれて（インストールされて）いないと、その動画を再生することはできません。
とはいえ、コーデックには多くの種類があるので、あらかじめすべてをWindowsに組み込んでおくのは無駄が多すぎます。
なので、必要に応じてコーデックを組み込むようになっています。

そんなわけで、必要なコーデックだけをインストールするのが本来のあり方なのですが、それはちょっと面倒ですよね。
そういう人のために、よく利用されるコーデック（正確にはそのなかの再生に必要な部分だけ）をまとめてインストールできるパッケージがいくつか公開されています。
その中の代表的なものが、「ffdshow」です。

漫画のダウンロード

文学作品に匹敵するものから暇つぶし用（？）のものまで、数多く存在し、今も発行され続けている漫画（コミック）。
それらを雑誌やコミックスからスキャンしたものが、Winnyネットワーク上にはたくさんあります。

が、当然のごとく著作権者の許可を得ていないものがほとんどなので、ダウンロードするのはまずいです。
「自分の持ってるやつならいいんじゃないの？」と思うかもしれませんが、Winnyではダウンロード＝アップロードなので、違法になってしまいます。
それ以前に、自分でコピーしないと私的利用とは認められませんしね。

ってことで、読みたい漫画は買いましょうね。
だいいち、みんなが買わないようになったら、漫画家の生活は成り立たなくなってしまいます。
そうなると、漫画を書く人がいなくなり、世の中から漫画が消えてしまうことにもなりかねません。
面白い漫画を読みたいなら、漫画家に稼がせるのがいちばん、ってことです。
まあ、これは音楽や動画でも同じことですが。

どうしても無料にこだわる場合、雑誌なら立ち読みという手があります。
またコミックスも、古いものなら古本屋でビニールをかけていないことが多いので、同じく立ち読みできます。
あとは「MiChao!」のような、無料で読める漫画を公開しているサイトを利用するとか。

また、少年マガジン系なら「マガメガ」で、連載作品の第1話が公開されています。
他の出版社でも同じようなことをやっているみたいですから、興味があったらさがしてみてください。

「買うと場所をとるのがイヤ」という人は、漫画喫茶を利用しましょう。
じっくり楽しみたい場合、買うより高くつくかもしれませんが。
お店は、検索すればたくさんみつかります。

同人作品のダウンロード

Winnyを使えば、同人誌・CG集・ゲームなど、個人ないしサークルが発行している同人作品もダウンロードすることができます。
中には、コミケ（コミックマーケット）の会場でしか入手できないものがあったりして、けっこう気をひかれます。

……ですが、やっぱり作者に無断で配布しているものがほとんどなので、ダウンロードするのはまずいです。
発行者が個人などで力を持たないため、いまのところ訴えられる可能性は低いですが、そのうち大手のサークルを中心に、集団で訴訟を起こすかもしれません。
（著作権法違反は親告罪なので、訴える人がいない限り逮捕されることはない）

もっとも、漫画やテレビアニメのキャラクターを使った同人誌などは、それ自体が法的にグレーですから、そういったところが行動をおこす可能性は低いと思いますけど。

個人的な意見ですが、中古でも買えない、作者のところにもないような物に関しては、大目に見てほしいですね。

ともあれ、欲しい（あるいは気になる）作品はちゃんと買うようにしましょう。
以前と違って、通販で簡単に入手できますから。

作者（サークル）の多くは、インターネット上にサイトを公開していますから、そこで入手方法はわかるでしょう。
「どんなものがあるかよく知らないけど一度買ってみたい」とか「新しくお気に入りの作家を見つけたい」といった人には、たくさんの同人作品を扱っているお店のサイトをおすすめします。
いくつか紹介しますので、気に入ったところからどうぞ。

• とらのあな
• メッセサンオー
• めろんぶっくす

なお、

は、太っ腹な人向けです。

どうしても無料にこだわるなら、サーチエンジンを使って検索してください。
同人誌をアップロードしているサイトが見つかります。
そこでダウンロードすれば無料でしかも合法です。

ただし、サイト側は違法ということになりますから、いつまで利用できるかはわかりません。
（実際、ある日突然サイトが消えていた、といったことはよくあります）
また、作品をピンポイントでさがそうとしたら、かなりの努力を強いられるでしょう。
それでもよければ、どうぞ。

合法ファイルのダウンロード

前にも書きましたが、Winnyが「違法だ!」といわれるのは、そこに流れているファイルに違法なものが多いからです。

ファイル共有ソフト自体は、アクセスの集中によるサーバダウンを回避できるなど、いろんな利点を持っているし、P2Pソフトもまた、Skypeなどでその便利さを証明しています。

そういったことから、違法なファイルの流通を無くして、Winnyもまた便利で優れたソフトだということをアピールしようとする動きが、Winny利用者の逮捕後に出てきました。
そのために必要なのが、合法ファイルの流通です。

簡単に言えば、「違法ファイルはダウンロードもアップロードもしない」「合法なファイルをどんどん流す」といったものです。
ついでに、違法（だけど捏造ではない）ファイルを捏造報告したり、そういうファイルを持っている相手との接続を拒否することまでやる人もいるようですが。

合法となる条件は、次のようなものがあげられます。

• 著作権法に反しないこと
  配布自由とか転載／二次使用自由などと明記されているものか、自分で作ったものだけを流す
• 肖像権（憲法の第13条・個人の尊重）を侵害しないこと
  動画、画像などは、被写体にも配布の許可を得ておく
  有名人などだと、財産権（パブリシティー権）も関わってくるので注意
• わいせつ物頒布罪（わいせつ物陳列罪）を犯さないこと
  わいせつ（わいせつの判断ははっきりしないが、「善良な性的道義観念に反する」ものがダメらしい）なものを流さない

ようするに、有料のものや、無料でも許可のないものは流さず、自分自身や仲間内で作ったものだけを流しましょう、ってことですね。
まあそれだと、魅力的なファイルはかなり減りそうですが。
（って、流している人たちに失礼ですかね）

通常のインターネットよりもサイズの大きいファイルを配るのに向いているので、そうしたものの発表の場にするのはいいかも知れません。
また、一部の企業が、プロモーションのための映像作品を流したりすることもあるようです。
めったに見かけない、というより、さっぱり気がつきませんが。

さて、この考えに賛成する人たちは、ファイル名の最初のほうに必ず「合法」と入れるようにしています。
ですから、検索するときも「合法」でやりましょう。
けっこうヒットします。

ただ、たまに「……非合法……」といった名前のファイルも引っかかってしまうので、「【合法】」（カッコつき）で検索した方がいいかも知れません。

「合法かどうかはっきりしないときは『剛毛』とつけて流そう」という呼びかけもあったようですが、実際に流れているファイルはほとんど無いようですね。
検索して引っかかるのは、ホントの剛毛がでてくるようなファイルばかりです。

「【合法】」での検索とダウンロード、ぜひ試してみてください。
いくらやっても逮捕される心配はありませんから。
運が良ければ、かなり魅力的なファイルを入手できますよ。

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「Winnyを使うのはそろそろやめようかな。
でもそうすると、いろいろとお金がかかるようになるのがねぇ。
どうしようかな」

と思っていて、「外に働きに行くのはイヤ」という人は、
こちらのページもご覧ください。

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