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「Winnyを使うのはそろそろやめようかな。
でもそうすると、いろいろとお金がかかるようになるのがねぇ。
どうしようかな」

と思っていて、「外に働きに行くのはイヤ」という人は、
こちらのページもご覧ください。

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「Winnyとは」のまとめ

ウィニーって、何?

ウイニーとは、日本ハムのウインナーのことです。

……って、冗談だから、怒らないで。
もちろん、あなたが知りたいのはもう一つの意味ですよね。

ウィニーとは、P2P技術を利用したファイル共有ソフト(のひとつ)です。

電子掲示板サイト「2ちゃんねる」のダウンロードソフト板でのやりとりのなかから、2002年に生まれました。
開発者は、「47氏(本名・金子勇さん)」です。
今日本でもっとも有名で、たぶん使用者も一番多いでしょう。

一応「Winny」が正式名称なので、これからは「Winny」で表記を統一します。
できれば、あなたもWinnyと呼んでください。
どうして「Winny」という名前になったのかは、Winny開発の流れで説明してます。

え?
これだけでは、なんだかよくわからない?

では、もう少しおつきあいください。

P2Pって?

たとえば、AさんとBさんが、ネット上に用意された掲示板を使って連絡を取る時のことを考えてみしょうか。

最初にAさんが、掲示板が動いているコンピュータのところに行って(「行く」という表現は誤解を招きそうですが、そういうイメージで)、Bさん宛の連絡事項を書き込みます。 次に、Bさんがそのコンピュータを見に行って、Aさんの書き込んだものを読み、Aさんに対しての返事を書き込みます。
それをまたAさんが読んで……という流れです。

この例では、AさんとBさんのやりとりは、常に掲示板が動いているコンピュータを介して行われていますよね。
こういったやりとりの仕組みを「クライアントサーバ型」といいます。

AさんやBさんの使っているパソコンを「クライアント」(お世話になる側)、掲示板が動いているコンピュータを「サーバ」(お世話する側)と呼び、この組み合わせが基本になっています。

もうひとつあげるなら、今あなたが使っているパソコンがクライアントで、このサイトがあるコンピュータがサーバです。
わたしがここ(FC2)にきて(この表現も誤解のもとかな)記事を書き、あなたもここにきて記事を読んでます。

クライアントサーバ型では、サーバが動かなくなった場合、クライアントだけではどうにもなりません。
あなたがどこの人か、わたしにはわかりませんからね。
わたしがどこの人か、あなたにわからないように。

また、クライアント同士のやりとりでも、常にサーバを通りますから、当然、内容は全てサーバの持ち主にも知られてしまいます。


こういった問題を避けるなら、サーバを使わずに、クライアントにあたるパソコン同士を直接つなげばいいですね。
あなたと私がネットを通して直接連絡するような感じで。
それをかなえる技術が、P2Ppeer-to-peerピア・ツー・ピア)です。

最近注目を集めているSkype(インターネット電話ソフト)も、P2Pの技術を利用してるんですよ。
だから、「とにかくP2Pソフトは使っちゃダメ」なんていう人の言葉は無視しましょう。

ファイル共有ソフトって?

あなたのパソコン(のハードディスク)の中には、いろんなファイルがあると思います。
基本的に、それらのファイルはあなたのものです。

さて、「これはワタシの」「これはボクの」「だから勝手にコピーしたりしちゃだめだよ」というのが普通の考え方です。
でも、一人ひとりが「これ、ホントはボクのだけど、みんな自由にコピーしていいよ」といって持ち寄れば、そこにはたくさんの、全員が自由に使えるファイルが集まることになりますよね。
自分のものを他人に開放することで、それ以上のものを得られます。

ま、考え方としては、互助会とか保険のシステムと同じです。
「One for All, All for One」という、ラグビーの世界でよく使われる言葉がピッタリですね(関係者に怒られるかな)。

ファイル共有ソフトとは、このような考え方を元にしてうまれたソフトです。
ソフトを使っている人どうしで、お互いが持っているファイルを共有するんです。

もちろん、何でもかんでも共有するわけじゃないので、安心してください。
共有してもいいファイルを、あらかじめ特定のフォルダにまとめておいて、そこにあるファイルだけを共有するようなシステムになっていますから。

ていうか、「すべて共有」とかだと、誰もやらないでしょうね。
持っていることを知られたくないファイルもありますから。
あと、カードの暗証番号などの、知られるとまずい情報もそうです。

油断してると、そのあたりも知らないうちに共有されてたりするのが、ファイル共有ソフトの怖いところなんですが。

結局、Winnyってナニ?

インターネット上でファイルの共有を行う場合、参加しているパソコンを他のものと区別したうえで、中では自由にやりとりできるようにしなければなりません。

また、中にあるファイルが外側からは見えない(厳密に言うと見えても内容が読めない)ようにし、どこかのラインがとぎれても、やりとりに問題ないようにする必要もあります。
外から見えたら、横取りしようとする人が出てくるでしょうし、ラインが1か所とぎれただけで共有できなくなるようでは、使い物になりませんから。

こういった機能をすべて備え、それに加えて、もともとのファイルの持ち主がわからない(わかりにくい)ようにしたファイル共有ソフトがWinnyです。

この、「もともとのファイルの持ち主がわからない(=匿名性が高い)」というところが、Winnyがはやった最大の理由です。
それが同時に、違法な利用をする人を増やした原因でもあるんですが。


とまあ、かみくだいて説明したつもりですが、Winnyがどういうものか、何となくでもわかってもらえましたか?
別に、わからなくたって使えますが、「けっこうすごいソフトなんだ」って、それだけでも知っておいて欲しかったので。

Winnyを使う際は、開発者(47氏)に感謝しておきましょう、礼儀として。
これは、他のフリーソフトでも同じですよ。


「Winnyを使うのはそろそろやめようかな。
でもそうすると、いろいろとお金がかかるようになるのがねぇ。
どうしようかな」

と思っていて、「外に働きに行くのはイヤ」という人は、
こちらのページもご覧ください。

[arc]


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